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執筆者の写真Yuki

アテ(能登ヒバ)の香り

能登ヒバは石川県の県産材にも認定されているほど、石川県、中でも能登地域の人々の暮らしに根付いています。ノトヒバのことを石川県ではアテと呼びます。アテの香りは独特のはっきりと主張する香りがします。ヒノキより力強く、少し離れたところからもはっきりと薫とても清々しい香りがします。


FMかほくで縁ができたため、6月にかほく市のスタジオに挨拶に行きました。自転車でかほく市内を走っていると、建て替え中の家屋などから特徴的な香りが漂ってきて、「あ!アテ材を使っているな」というのがはっきりとわかりました。

そして、しばらく走って横山駅の近くの賀茂神社に立ち寄りました。賀茂神社の境内に入ると、外の暑さとは切り離された静かな空間があり、そして本殿に足を踏み入れると、あのたっぷりとした清々しいアテの香りを感じることができました。

アテは殺菌効果、滅菌効果が高いため、立派な家屋や大切な社屋に用いられてきたそうですが、まさに神社の社屋には、その浄化作用と共にぴったりの建材です。


ぜひこの香りをジンに行かせないだろうか、と思いを強くした6月の旅でした。



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