ウェールズ訪問の拠点に選んだのが、Aberdyfiアーベルドーヴィという街。Dyfi川の河口に遠浅の砂浜が広がる小さな街。目指す蒸留所や、気になっていたフィッシュ&チップスの店があることから選んだ街でしたが、大正解でした。
宿泊先のB&Bの目の前が公共の駐車場。その先に広がるのが途方もなく広いビーチ。
大きな河口から海が広がり、その海に沿ってどこまでも砂浜が続きます。
車の運転に戸惑って遅れたばかりか、一時はバックできない立ち往生でもう終わりかと思っていましたが、(結局ギアレバーの真ん中の突起を引き上げることでリアに入ることがわかりました)、どうにか夕方までには辿り着くことができました。
そしてその遅れが、最後にプレゼントを用意してくれていました。
天気が悪い、雨が多い、と言われるウェールズにあって、その日は快晴。
そして、ちょうど日暮れ時、大きな夕陽が海の向こうに沈んでいくところでした。
その景色は、まさに、白尾の海岸で見た、あの夕陽とそっくりでした。
石川県かほく市の海岸と、ウェールズ アーベルドーヴィの海岸が、実は繋がっていたことがわかった時、鳥肌が立つ思いでした。
何かに導かれるように進んでいった出来事の一つでした。
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