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  • 執筆者の写真Yuki

ジャーマンカモミール蒸留

明日から能登へと旅立つ前日、下北沢のNEROLIDOLで蒸留の体験会に参加することができました。


午前中のセッションだったので、朝早く家を出て、何十年ぶりに下北沢を訪れました。すっかり変わっていましたから、兄が30年以上も前に住んでいた頃の景色はほんの少しだけ残っていたような、でも全く思い出せない、そんな感じでNEROLIDOLまでの道を歩いて行きました。


NEROLIDOLは半地下のスペースを改築したとても素敵な空間になっていました。清潔感があり、花や植物で囲まれていて、真ん中に大きな蒸留器がありました。コロナ禍ということで、生徒さんは私を入れて3人。少人数で先生のお話も聞けて、とても楽しい時間でした。


最初は季節の話から始まりました。二十四節気と七十二候について詳しい説明を受けました。それからカモミールの蒸留です。今回は、ジャーマンカモミールの水蒸気蒸留を実際の水蒸気蒸留器を目の前にして、勉強していくことになりました。


精油の部分とフローラルウォーターの部分、それぞれを分けて抽出し、それぞれ色々な製品に分けて作ってみました。猪飼先生の説明はとてもわかりやすく、あっという間に楽しい時間が過ぎました。機会があればまた参加したいと思わせる内容でした。


下北沢を後にして、麹町のアジャンタでいつも買っているブラックハニーを買い、そのまま半蔵門方面に歩いて、思い出の東京FMを通りました。人生できっと一度のことだと思いますが、カマサミコングさんの取り計らいで、東京FMのスタジオに入らせていただいた思い出は一生忘れないでしょう。


思い出の東京の場所を歩きながら、自分の心の区切りをしていきました。龍のような雲と空に綺麗に浮かんだ月を見ていると、東京を離れる気持ちの整理がつきました。



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