• Yuki

二番煎じの捉え方

今朝は、石川県庁の奥能登事務所に質問していた回答が来ました。里山支援ファンドに、塩を使った清涼飲料水は対象になりますか?というもの。その返答の中で、「塩サイダーの二番煎じと捉えられる可能性が高い」というものでした。つまり、もう奥能登には、加賀の会社が作った塩サイダーが定着しているから、今更新しいもの、と訴えても見込みないですよ、というものでした。新商品の開発を支援するものですから、二番煎じと見られては新商品とは言えないですよね、というものでした。


確かに、世界で初めて大西洋を飛行機で横断した人はリンドバーグと思い出せますが、二人目の名前は思い出せません。昔から、マーケティングの世界では、まず一番初めにやること、というのが鉄則でした。とはいえ、世の中に二番煎じはたくさんあります。当の塩サイダーだって、奥能登という地域では初だったかも知れませんが、全国には塩サイダーはたくさんあります。ご当地サイダーという括りでは、星の数ほどあります。


それを考えると、二番煎じに陥らないためにも、決して同じ土俵、同じカテゴリーで考えてはダメだ、ということなのです。もちろん、そんなことは分かっており、何も同じように「塩サイダーです」なんてことを考えている訳ではありません。違う土俵、違うカテゴリーを作っていくことを考えています。多分、製造法はほとんど一緒になると思いますが、それでも一瞬見ると、別物のように捉えられるようにすることがとても大事です。


ニーズとウォンツを既存のものから超える提案をすることで、新しいカテゴリーが生まれると思っています。のとジンはどちらかと言えば、プロダクトアウト製品の要素が強いと思います。そのため差別化が難しい面もありました。実際、先日も県庁が取り次いでくれたシンガポールバイヤーの方からは、「他の例えばサントリーがやっている六や翠と何が違うんですか?ウェールズで作ってるのにメイドインジャパンとは言えないですよね?」と言った指摘を受けました。SDGs活動を意識した製品です、と訴えましたが、「あやしいな」と小声で呟かれ響きませんでした。


製品として、きちんとニーズのあるマーケットに、ウォンツを刺激することができないと、ヒットにはつながりません。実際、のとジンもそのような課題があります。ここの部分を意識しながら、これからの展開を考えていきたいと思っています。一方で、世の中には優れた製品なのに、埋もれてしまっている、というものはたくさんあります。多くの場合、マーケティングが弱い、ということがあります。市場の出し方が、ずれてしまっているために光が当たらないのだと思います。もう一度、自分の活動をよく振り返り、光の当て方が間違ってないか、よく考えて、見直しをかけていきたいと思います。



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