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執筆者の写真Yuki

大野製炭工場のクヌギ植樹会

今日は、珠洲市東山中町の大野製炭工場主催のクヌギの植樹会に参加してきました。

大野さんは、珠洲市、ひいては石川県では大変有名な方です。大変優れた炭を製造されているだけでなく、植樹をしながら森林保全もしている若きリーダーです。珠洲市における6次産業化という意味では一番進んでいると思いますし、SDGsの観点からも一番進んでいる方だと認識しています。能登里山マイスターの大先輩であり、地域に着実に根ざしたリーダーです。前回、山部の活動で、大野さんに山についての色々な課題を伺っていたので、今回はとても親近感を持って、取り組むことができました。


クヌギは茶炭として大変高級な炭になります。火力も強く、持続性も高く、見た目も美しい炭です。茶炭になる木に育つには8-10年かかります。育ち過ぎると茶炭としては使えませんので、常に若い木を育てていく必要があります。山が荒廃していく中でこうした循環型の森を育成していくことは、これからの社会への課題と言えます。大野製炭工場の未来型社会への取組みは多方面で支持され、LUSHの炭製品に採用されています。

当日は、遠く金沢や津幡町からもたくさんの方が訪れ、短い時間でしたが一緒に200本以上の苗木の植樹をしました。この苗木がきちんと育ってくれると嬉しいです。天候の関係で、昨年植えた苗木はほぼ全滅してしまったそうです。昨年は雪が多かったので、仕方がないかもしれません。今年は、どうやら雪は少なそうな印象です。


空は晴れて、飛行機雲が流れて、秋の陽射しに汗を流すことができました。珠洲市には、本当に素晴らしい人たちがいらっしゃいます。



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