会社で7月はアスレチック月間になり、アディダスのアプリを使って、走ったり歩いたりサイクリングしたりの記録をとって、みんなで1000km達成しましょう、という企画がありました。
普段は運動をほとんどしない私も、サイクルリングでも参加できる、と聞いて、それなら参加できる、ということで、早速寺家までサイクリングしてきました。寺家は気がつくと一番よく行くエリアになっていました。海もあるし、神社もあるし、何より道がほとんど平坦なので膝や腰の悪い私にはピッタリです。
まずは須須神社まで漕いで行きました。途中高波から粟津に抜けるあたりで見た景色が、ウェールズのコエドエブレナンの辺りで見た景色によく似ており、思わず写真を撮りました。粟津の海岸は今日も綺麗でした。この景色はいつ見ても清々しい気持ちにさせてくれます。今日は遠くの海もエメラルドグリーンに写っています。
須須神社についてからは、天候もよく、木漏れ日が苔に映えていました。いつもながらこちらも清々しい気持ちになります。須須神社を参拝してから、いつもはそのまま帰路に着くのですが、今日は寺家の港まで走ってみることにしました。というのも、ネットで寺家の物見砦の記載があったからでした。こちらはかつてこの地域の豪族だった刀祢家が守っていた物見砦だった、ということでした。刀祢家といえば、末裔が今のランプの宿の社長の刀祢さんで珠洲商工会議所の会長です。つまり今の珠洲で最も成功している事業家と言えるでしょう。そんな興味もあって寺家の港まで走ってみることにしました。
寺家の港では、トンビが電柱の上で休んでいました。全く動かなかったので最初はわかりませんでしたが、よくみるとトンビでした。トンビの邪魔をしないように、港の堤防を歩き、海を眺めていました。水がとても綺麗で、フグの子供が泳いでいるのが見えました。しばらくぼーっと海を眺めてのんびりしてから、堤防を戻るついでにトンビの写真を撮ろうと思ってカメラを向けた瞬間、トンビは飛び立ってしまいました。わかるんですね。さすがです。
帰り、お腹が空いたので寺家の寄り道パーキングでクリームパンとメロンパンを買って食べました。ここのクリームパンとメロンパンは絶品でした。本当に美味しい。地元の方の手作りだそうです。また寄ってみようと思いました。
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