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  • 執筆者の写真Yuki

穴水町での移住体験

能登のジンの製作がどんどん本格化していく中で、同じ家にいる妻の方がだんだんと不安になってきました。一体どうするつもりなのだろうか、移住するつもりなんだろうか、と。


私自身は移住して拠点を作ることに積極的でしたが、能登に一度も足を踏み入れたことのない妻にしてみれば、全く想像がつかない世界での出来事に不安を拭いきれませんでした。そこで、奥能登の入り口でもある穴水町がやっている無料移住体験住宅に応募してみました。


椿崎リゾート内にある一軒家を穴水町が無料で貸し出してくれています。幸運なことに、年末のギリギリまで対応してくれるということで、町のお言葉に甘え、年末の時期に有休休暇を使い、今回は3泊4日の移住体験です。実際に暮らしてみてどうか、というところです。


朝早く能登空港を目指して飛行機で飛び、無事到着しました。現地は若干雪混じりの雨でした。これまで車は乗っていたものの、無保険で乗っていました。流石に妻には無保険での車に乗せることもできないので、空港からまっすぐ穴水のJAで自動車共済くるまスターに加入することにしました。FMかほくのCMで聴いていて、一番身近だったのです。


無事保険にも入り、移住体験の住居での打ち合わせまでは時間があったので、能登島を巡ってみることにしました。お昼は、生そば槐(えんじゅ)さんです。能登島は一番伝えやすいところだなぁと思っていました。海があり、山があり、神社もあり、ガラス美術館やガラス工房、そして水族館もあります。観光客もそこそこ金沢方面からもやってきますし、ちょうど良いサイズの見本と言えます。


もともと懐疑的だった妻も、槐さんの蕎麦の美味しさや、能登島の自然の美しさ、ガラス美術館などのおかげもあって、少し心を開いたかのようでした。


穴水町に向かい、椿崎リゾートへと入って行きました。時に狭い道幅にもなり、不安にさせるかとも思いましたが、着いてみると、宿泊先の家をすぐに見つけたのは妻の方でした。待ち合わせの時間のちょうど10分ほど前につくことができ、無事鍵をもらって、ここでの4日間が始まりました。


あたりはとても静かで、日もすぐに暮れて行きました。1日目はとりあえず必要なものは持ってきたつもりでしたが、食用油など足らないものもあったので、穴水町のマツモトキヨシまで出かけて行き、必要なものを買い足しました。こうした大型店舗のマツモトキヨシに入ったことが初めてだったので、その品揃えの多さに、マツモトキヨシ最強と思った次第です。






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