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執筆者の写真Yuki

能登の榧の実

今日はフリーカメラマンの松田咲香さんのご紹介で能登の榧の木を見に行きました。


咲香さんは、金沢大学能登学舎の里山里海マイスターのスタッフとして働きながら、フリーカメラマンとして、雑誌「能登」での写真やその他様々なメディアで活躍されています。そのため、能登地域、特に奥能登二市二町で起きていることや、活躍されている人についてとてもよくご存知です。


ある時、LINEで連絡がありました。写真と共に、これジンの材料じゃないですか?と。見るとまさに榧でした。それでは、今度見に行きましょう、ということになりました。輪島市三井町の辺りに木があったそうです。たまたま取材で訪れた近くで見かけたとのことで、教えていただきありがたい限りです。


忙しい咲香さんだけになかなか都合が合いませんでしたが、今日は、台風の最中に幸い雨足が弱まったのと、中能登町での取材を終えて午後の珠洲での撮影の合間に、ちょうど時間をもらえて、場所を教えてもらうことができました。


榧は能登の辺りだと、ガヤというそうです。確かに実から出る油のおかげで道が滑りやすくなったり、里山にとってはあまり好ましくない植物ですからガヤと言われるのもわかりますが、木になっている実の美しい緑色を見ると、カヤと呼びたくなってしまいます。触ってみると、まだ実が固く、実の厚みも薄そうだったので、この木の実はまだ収穫するのは早いかな、と思いました。もう少し大きくなったら、収穫をしてジンの材料として活用させてもらおうと思います。


能登にはまだまだ活用されてない財産がありそうです。



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