今日はFMかほく「のとジンに乾杯!」のインタビュー収録で、能登学舎の一階でやってらっしゃる里山里海食堂を運営していらっしゃる沢谷わたえさんにお話しを伺いました。
ビデオ編集もあるので、沢谷さんに無理を言って、朝一の9時からお願いをさせていただきました。9時前に小泊の能登学舎に着くと、沢谷さんはもういらっしゃっていました。これまでお会いした沢谷さんは、割烹着を着て頭巾をしてらっしゃいましたが、今日は普段のお姿で、すらっとした小柄で髪の長い沢谷さんに、初めはご本人だと分かりませんでした。沢谷さんはとても素敵な方で、本当にアクティブな方です。へんざいもんの注文をメールで注文を取ったり、頭の回転もはやく、もちろん車も運転されて何でもできる方、という印象でした。初めて能登学舎を訪れた時から、数いるマイスター受講生にも関わらず、私の顔と名前を憶えてくださり、「東京からわざわざ」などいつも温かいお言葉をかけてくださっていました。
そんな沢谷さんの活動を少しでもお伝えできればと、ラジオ出演をご依頼させていただきました。沢谷さんに伺ったお話しはどれも本当に興味深い、面白い話ばかりでした。トビウオの身で作った出汁、あごだしのお話し、へんざいもん立ち上げの時のお話、能登里山学級の頃のお話、普段のお仕事のお話、デイサービスの朝食の調理の仕事、地元スーパーでの惣菜調理の仕事、学校を出て勤めた銀行のお話、粟津から小泊に嫁いで来られたお話、ご兄弟のお話、そして、50年前の能登ブームの頃のお話など、どれもこれも本当に興味深いお話ばかりで、長い映画を見ているかのような気持ちでした。もしもタイムマシンがあるなら、その頃の能登の様子を見に行ってみたい、そんな風に思いました。かつては、人もたくさんいて、集落も大きく、市場も賑わい、駅伝や祭りや花火大会などいろんなイベントがあった珠洲市。今では考えられない世界のお話です。
あらためてラジオの活動をすることで、魅力的な方々から、たくさんのこうした興味深いお話に触れることができ、本当に自分は幸せ者だなぁと思いました。
へんざいもんのお昼ご飯は本当に美味しく、いつ食べても幸せな気持ちになります。いつまでもこのレシピが残ってほしいと思います。
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