自然派素材へのこだわり　のトニック塩

レシピ開発をしてくださった七尾市レストランシェフの日野貴明さん。

できるだけ自然の素材で、体に良い材料で、というのが日野さんの願い。

​今回ののトニック塩の開発は、苦労の連続でした。

​

「塩がちょうど良く感じるバランスは？」

「甘みはどう表現する？」

​「大人から子供まで、誰もが楽しめるような香りは？」

​

何度も何度も改良し、ベストになるまで試作を繰り返しました。

​​​

​１。塩のバランス

​

塩をどの程度にするか？には一つの基準を設けました。それは「嫌味にならない塩味」です。

もちろん、能登の塩には誇りと自信と尊敬の気持ちを持っています。でも、それが押し付けに

なってしまい、嫌味になっては元も子もありません。能登の塩は、珠洲の揚げ浜製法の塩も、

能登島の海水から採った塩も、ミネラルが本当に豊富に含まれていて、素材が素晴らしい。

その素晴らしさを感じていただけるように、あえて塩っぽさを嫌味にならないように、後味が

​爽やかなまま終わるように、バランス調整を徹底しました。

​２。甘味料へのこだわり

​

のトニックのコンセプトの一つは、できるだけ体にいいものを、です。のトニックシリーズには、コストよりも健康を考えて、きび砂糖を採用しました。のトニック塩シリーズでは、透明な色も暑い夏に爽やかさを感じるには大事な要素と考え、グラニュー糖を採用しています。炭酸飲料では使われることがほとんどないグラニュー糖。炭酸飲料の甘味料は、ほとんどが果糖ぶどう糖液糖といういわゆる異性化糖。化学的に組織を変化させて、少ない量で甘みを感じさせた人工的な甘味料です。私たちは果糖ぶどう糖液糖を使うことには抵抗感がありました。能登の地域で販売されている地サイダーは、ほぼ全てが果糖ぶどう糖液糖を採用。しかし、本当に能登の良さを伝えるなら、これは適切な甘味料だとは思えなかったのです。そこで、北海道産てんさい（甜菜）由来のグラニュー糖を採用しました。通常はスイーツなどで使用するグラニュー糖。もちろん、コストを考えたら炭酸飲料には不向きな素材。でも、のトニック塩であるなら、能登を伝えたいなら、とあえてグラニュー糖を採用しています。北海道産てん菜（ビート）を100％使用した高純度のお砂糖です。サラサラとしたスッキリした甘さが特徴です。