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  • 執筆者の写真Yuki

いしるの使い方

今日は朝から夕方までびっちり電話会議で、途中入ってきた電話も全てお断りして明日以降にさせていただきました。月曜日は流石に忙しいですね。


年末に興能信用金庫の豊若さんから、大根を1本いただきました。とても甘くて美味しい大根だったおかげで、それ以来、家にいる時は毎晩大根を煮て晩御飯にしています。もう1ヶ月以上になりますが続いています。おかげで体重も5kgくらい減りました。いつもは鰹節で出汁をとり、大根、ネギ、生姜を入れて煮込み、麺つゆで味付けします。それか、とり野菜味噌か、同じく豊若さんにいただいたお母様のゆず味噌かで味付けをしていました。


しかし、最近になって、鰹節がなかった時、どうしようか、と思って、試しにいしるを使ってみることにしました。いしるとは、いわゆる魚醤で、能登の名物です。私が買ったのは能登町の小木港のもので、イカを使った魚醤です。ですからイカの香りがします。


いしるはこちらにきてから割と早めに買っておいたのですが、なかなか使い方がわからず、また、合わせるのにも普通に使うと塩辛くて、なかなか使うことができなかったのですが、出汁の代わりにならいいかも、と思って使うことにしました。しばらくの間、なかなか好みのバランスが取れなかったのですが、今日は、たまたまいつもより生姜を多め、ネギを多めにしたところ、これが抜群に相性がいいことがわかりました。


生姜の辛味がアクセントになり、ちゃんといしる独特の匂いを消してくれて、コクが残って麺つゆの甘みとちょうど良くなり、これがベストなバランスだな、というのがわかりました。

そうか、いしるには生姜やネギの香味野菜が合うのか、と分かり、これからは積極的に使っていこうと思います。いしる自体にもアミノ酸が豊富ですし、生姜やネギなら体も温まって栄養価も高いので、一石二鳥だな、と思った次第です。こうして少しずつ土地のものを味わえるようになることが喜びにつながっています。



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