top of page
  • 執筆者の写真Yuki

運命的な出会い

マイスターでの発表会も終え、夜はいつものように、北國銀行珠洲支店長の中山さんに誘っていただき、仮かっこのバーしげ寿司で飲むこととなりました。


その前に、宿泊先の仮かっこで、試作品をオーナーの楓さんに少し試していただきました。すごいいい!と評価いただいて、少しお分けさせていただきました。


それからしげ寿司に向かいました。しげ寿司ではいつもお世話になっており、ここで珠洲の情報をたくさんいただくことができています。この日もようやくできたジンの試作品を持って伺ったところ、その場に飲みに来ていた皆さんに振舞っていただきました。


その場では中山さんのお話を伺っていました。その中で、シーサイドというショッピングセンターの話を聞きました。昔の昭和40年代の雰囲気のするショッピングセンターで、エスカレーターも動いていない二階建てのセンターだというのです。一人者用の惣菜やサラダがなくて、珠洲でよく売れる大家族向け商品しかないからとても困っている、という話や、そうは言っても珠洲では大きなショッピングセンターだから、外浦から年金が入ると月に一回タクシーに乗って買い出しにくる人もいる、と言った話を聞きました。


そのシーサイドにとても興味が湧きました。そして、シーサイド傍にはラポルトすずがある、ということでした。


そういえばラポルトすずは、吉祥寺でお話を伺っていたこともあり、そういえばまだ見に行ったことがなかったな、と思いました。翌朝は、朝早く出発する予定でしたが、珠洲を出る前に、シーサイドとラポルトを見に行ってみようと思いました。


翌朝、朝陽と共に珠洲を出る際に、シーサイドを目指して見ました。ありました。確かに、懐かしい感じのするショッピングセンターです。隣にはマツモトキヨシがあり、大きな駐車場があって、隣にラポルトすずがありました。しばらくの間、ぼーっと朝陽を眺めていました。すると、同じように朝陽を見ながら写真を撮っている方もいらっしゃいました。


あー、とりあえず発表も試飲会も終わったし、また能登での拠点を一から探さないとな、どうしようか、と思いながら、羽咋市を目指しました。


車を走らせてすぐ、ハッとする看板がありました。貸事務所。え、貸事務所?と思って近づいて見ました。そして、車を止めて見てみると、もしかしたら、この建物ならいけるかも、ふと思いました。珠洲にある伝統的家屋ではなく、なんだかモダンな造り。あとで電話してみよう、とメモのために写真だけ撮りました。


2月の最終日、それがまさに運命的な出会いになりました。



最新記事

すべて表示
bottom of page