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  • 執筆者の写真Yuki

融資と助成金申請

この日は、興能信用金庫の融資申込の最終手続きと、珠洲市役所への仕事場創業助成金の申し込みを行いました。


朝一番に、興能信用金庫珠洲支店に向かい、融資申込の最終手続きを行いました。珠洲市で仕事をしていく以上は、地元の皆さんの理解、また地元金融機関の支援が不可欠です。利息の部分は実際にお世話になる部分としての手数料と認識して、融資を受けることにしました。

地元の皆さんから期待の声もいただいていたのですが、なかなか事業がスピードアップしていきません。やはり海外とのやり取りもありますし、事業規模もありますし、副業でやっているという点もあります。なかなか期待に応えられてはいないのですが、まずは融資を受けて事業化まで持っていきたいところです。

借金をする不安はありましたが、事業にする、という意図を遂行するにはこの方法が最良と思いました。


その後、仕事をした後、午後から市役所へ向かいました。今回は仕事場創業助成金の申し込みになります。もともと、東京の住所で事業申請を済ませてしまっていたため、珠洲市での起業に関する助成金は得られません。残念ですが、私の場合、移住に伴う石川県での助成金は、ISICOも珠洲市も適用になりませんでした。

結果的に、可能性のあるのは限られた助成金になりますが、今回は、既存事業に加えて新しく事業を行う場合に助成するという助成金に申し込みを行いました。こちらは本来は一次産業の従事者が、6次産業化を進めるために助成する助成金になります、との説明を後日受けました。結果的に、私のような申請方法では助成対象にはならない可能性が高いわけですが、とりあえず申請だけはしてみようと思い、市役所でお話をさせていただきました。


正直、市役所の方々も、私のような存在は困った存在なのだろうと思います。どう支援して良いものか、あるいは、支援しない方が良いのか、悩まれるところだと思います。今回の申請を通じて、私自身も地元の支援を受けるよりもまずは、地元に貢献する姿を見せてから、ということが大事なのだろう、と思いました。

まだ移住したてで、住民税も落としていません。税金を落とせるようになるのは来年からで、正直、私自身の貢献度は低いです。自覚はしているものの、まだまだ受け入れられるには遠く時間のかかることなのだろうな、という実感を持ちました。


金曜日ということもあり、仕事が終わってから、早めに銭湯にいきました。銭湯で、お世話になっている北澤さんにお会いしました。今日はいつものしげ寿司で、猪の骨を使った猪骨ラーメンをやっている、とのことで、風呂上がりの後、しげ寿司に向かいました。


しげ寿司は今日も賑わっており、飲みに来られていた方から、ジンのことも少し声をかけていただきました。また夏くらいに仕入れますので、よろしくお願いします、というのが精一杯でしたが、これから珠洲の名物になるであろう猪骨ラーメンは、美味しかったです。


きっとこうした事業が、地元では求められているものであり、獣害駆除される猪を活用して、ラーメンにする、というのは、まさにイノベーティブな事業だと思いました。それを20代、30代の若者が立ち上げている訳ですから立派なものです。珠洲は若い力がどんどん盛り上がっている、そんな風に実感しました。



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