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  • 執筆者の写真Yuki

初めての奥能登 後編

学舎を3時過ぎに出発し、まずは行きたかった須須神社を目指しました。須須神社は奥能登の守護神社でもあるそうなので、奥能登に来たからにはご挨拶に行かなければと思っていました。


走りながら感じたのは、やはり景色がウェールズに似ているな、という点です。時々クルマ一台くらいしかない狭い道になったり、その都度、対向車線と待ち合わせしてやり過ごすなど、同じ光景でした。ウェールズでは、みんな片手を上げてましたが。


途中サーフィン大会で有名な粟津の海岸に出た瞬間、驚きの景色が広がっていました。

素晴らしいビーチの先に、虹が出ていたのです。後で聞くと、この辺りで虹が出ることはそう珍しいことではないようですが、それでもまるで歓迎してくれてるかのように空に現れた虹には何か不思議な縁を感じずにはいられませんでした。


そして程なく寺家の海岸を通って、須須神社に到着しました。大きな道沿いの鳥居、そして二つ目の鳥居、そして参道に繋がる鳥居、順番にくぐって、森の中を歩きました。森は清々しい空気に包まれ、とても心地の良いものでした。本殿はそれそれは立派で、お参りに一歩踏み入れると、プワーっとアテの香り、能登ヒバの香りが漂って来ました。心も浄化された思いでした。


それから、ランプの宿周辺に立ち寄りましたが、観光バスもあり、そこそこ観光客も多く、なんだか賑やかなスポットでした。そこから狼煙を目指しました。最初、この狼煙という字が「のろし」と読めなかったのですが、Wikiで調べたところ、昔、狼の糞を燃やすと煙が出たことから、遠くからでもわかる目印に狼の糞でのろしを上げていたところからついた感じだそうです。須須神社の御神体のある山伏山で、のろしを上げて船に知らせていたのでは、という説だそうです。


狼煙の有名な禄剛崎灯台を訪れ、能登半島の先端に立ち、海をぐるりと見渡すと、なんだか不思議な感覚に包まれました。綺麗な灯台です。


それから外浦を走り、とりあえずしおカフェを目指しました。外浦を走れば、ますますウェールズで見た風景によく似た光景にいくつも出会いました。本当に不思議なドライブでした。途中、木ノ浦ビレッジや二三味珈琲のカフェコーブ、「さいはてにて」のロケ地も立ち寄り、やがて、しおカフェに到着する頃には夕暮れ時でした。定番の写真を撮り、晩御飯は宇出津でお寿司でも、と思い曽々木海岸から宇出津を目指しました。


到着した頃はもう7時近かったと思います。空いていた宇出津の宝寿司でお寿司をいただき、七尾のほっとランドNANAOへと向かいました。到着した時には10時を回っており、流石にクタクタになって、メールチェックやら仕事を済ませ、お風呂に入って眠りにつきました。



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