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  • 執筆者の写真Yuki

穴水町と椿崎リゾート

この日も帰りは朝10時台の飛行機だったので、珠洲を朝5時には出発し、穴水町を目指しました。


この当時、どこに事務所の拠点を置こうか、また、暮らして行くにはどの辺りがいいか、また蒸留所にするんだったらどれくらいのスペースが必要か、など、毎日のように話していました。穴水町にはリゾート地区があり、比較的モダンな家と広い庭が比較的手に入りやすい価格で提供されています。そこで、気になった物件を見ようと、計画を立てていたのですが、まずはその前に事前視察に行くことになりました。


穴水町自体、リアス式の海岸線になっていますが、その一部が椿崎リゾートというリゾート地区になっています。内浦の付け根にマリーナがあり、穏やかな入江は美しい景色が広がります。


夏の晴れた日などはとても綺麗だろうなと思いながら、夜明け前に車を走らせ、到着すると、もうたくさんの釣り客がマリーナに集まっていました。車のナンバーの多くが金沢ナンバーでしたから、金沢からきている釣り客でしょう。


そしていいなと思っていた物件のいくつかを見て回りました。行ってみると、やはりそれなりに潮風の影響で傷んでいたり、庭も荒れたままになったりもしていましたが、他の能登地区の家とは違ってどれもモダンな作りになっています。やはりリゾート業者が入って管理しているだけのことはあり、きれいな街並みでした。温泉も出ており、足湯の施設もありました。


穴水ではまだ朝の7時台だったので、せっかくなので能登島の物件なども視察だけして回りました。ツインブリッジと能登島大橋のおかげで島という感じが全く感じないほど、陸続きで便利な印象でした。能登島はとても穏やかで、いつ訪れても心和むいいところです。そこから空港を目指して走り、10時台の飛行機で東京へ戻りました。


これからどうして行くのか、課題山積みの中、一つ一つを明らかにして行く作業を、不安もありながら楽しんでいる、そんな時期でした。



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