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  • 執筆者の写真Yuki

NOTOHIBAKARA Noie見学

3月に入り、拠点も決まりようやく加速していきました。


まず、引越しに向けた準備を始めるのと並行して、転居後の事業変更、そして政策金融公庫への融資申請、などやることが満載になってきました。毎日少しずつ時間をとって活動していきました。


拠点が決まると、色々な思いが巡ります。どんな風な事務所にするのがいいのか、のとジンの拠点としてどうすれば伝わるのか、あるいはジンの業務以外に何かできることはないだろうか、と色々なことを考えていました。その中で、まずは事務所をフリースペースとして使っていただけないだろうか、地元の人にWifiフリーのくつろぎスペースを提供してみてはどうだろうか、と思いました。


1月末に訪れた金沢のNOTOHIBAKARAベイカリーでのゆったりとした心地いい時間の贅沢さが心に残っていました。そんな空間でゆっくり思いを巡らせたり、調べ物をしたり、本を読んだり、仕事ができたり、そんな一人で静かに過ごせる知的スペースがあるといいなぁという思いが生まれました。それだったら、ちょうどNOTOHIBAKARA Noieノトヒバカラの家というモデルハウスが公開されているから、せっかくだから見に行こう、ということになりました。


東京から新幹線に乗って、金沢でレンタカーを借りて雨の中、津幡町まで行きました。最初、どこにあるのかちょっとわかりにくかったのですが、無事到着しました。入り口では、LINEで連絡をとっていたAkiさんが出迎えてくれました。Akiさんはとてもユニークな方で、地元ではめいとくチャンネルというネットチャンネルをやったりSNS活動でたくさんのフォロワーがいたりと有名な方ということがわかりました。中に入ると、アテの香りが広がり、無垢の木材で囲まれた室内はとても心地の良いものでした。そして要所要所に配された珪藻土の壁面はとても落ち着いた明るい雰囲気を演出していました。


これまで一戸建てに住んだことのない妻にとっては、内覧会に参加するのも初めてのこと。二階にまだ部屋がある、というのも驚きのことでした。そして金沢の一戸建てのスタンダードにもなっている二階のトイレやドライルーム、広いウォークインクローゼットなど、豊かな暮らしぶりが垣間見えます。


あの事務所スペースも、フローリングに珪藻土の壁面だったらいいなぁ、と夢だけが膨らみました。今の経済力では、こんな素敵な家を持つことはずっとずっと遠い夢のように思えましたが、いつかこんなところで暮らせる時が来ればいいなぁと思いました。これまでの何十年もの人生を後悔するのではなく、これからの未来に希望だけを持っていました。50歳を過ぎて恥ずかしい限りですが、そんな内覧会でした。


帰りに、県立美術館で熊谷守一展を見て、そして新幹線に乗って帰りました。



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